わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

学校、おことわりとな。笑

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ぶれない9歳。笑 そんなあなたが好きです。

6月から学校が再開しましたね。

roさんの学校では、最初の2週間はクラスの人数を半分ずつにして1日おきに登校し、12時過ぎに帰宅。

その後は、クラス全員一緒で毎日登校、12時過ぎに帰宅という感じです。

 

写真にもあるように、コロナがはじまっても行きません!と言っていたroさんですが。笑

なななんと、今のところ、学校のある日は毎日登校しています。すごい!

(そして、家に自分一人ってすごく色々はかどります。笑)

 

登校が続いているポイント

は、こんなところかなー??と思っています。

 

① 5月中に、担任の先生、児童支援の先生、養護の先生、roさん、わたしの5人で面談したこと。

 

担任の先生とゆっくりお話しする機会をつくっていただき、roさんの困りごとをしっかり伝えてきました。

・マイナスのことはなかなか言えない。表情にも出ない。

(保健相談室に戻りたい、帰りたい、できないなど)

・人の声がざわざわしているのは辛い、苦手。

・基本は保健相談室にいて、以前と同じように1日1教科くらいは教室にトライしたい。

(席に座るでも、覗くでもよし、出入り自由)

・roさんが、たまに教室に来たり戻ったりするのは、みんなに話しておいてほしい。

(roさんのいないところで…)

・予定がわかっていると安心するので、1週間の時間割がほしい。

・宿題は今年は頑張ってみたい。(提出はゆっくりでも)

・好きな教科は算数、図工、体育 あと、社会と理科も割と好き。

・国語は漢字が苦手。

などなど

 

 

② 児童支援の先生が、サポートしてくれていること。

 

始業式初日に、担任の先生にちょっと強引に「教室にもう少しいようよ」と言われて

嫌なのに「うん」と言ってしまったroさんの様子を見て

(言われたことが嫌でも断れないのです、、、)

教室へのトライの時には、無理なく行動できるように、児童支援の先生が一緒についていてくれています。

ほんとうに至れり尽くせり、、

これから日が経ってくると、他の生徒さんにも色々出てきたりすると思うので

児童支援の先生もroさんに付きっきりというわけにはいかなくなると思いますが

スタートは不安がっていたので、本当に助かっています。。

roさん自身段々教室に行けない日も出てきているけど、そこはまあ無理しなくてよいと思っています。

 

 

③ 気心知れた保健相談室仲間がいること。

 

多分、これが一番のroさんの元気のもとですね。

自粛期間が長かったからかな、友だちに会うのがとっても楽しいみたいです。

学校までの足取りはややゆっくりで(ちょっと行きたくない)

かけっこや連想ゲームをしながら一緒に登校しているのですが

保健相談室で友達の顔をみると、即座に

「じゃ!ママばいばーい!!」

と言ってくれます。笑

友だちパワーは偉大です♪

 

昨年の6年生が卒業してしまったので、ちょっと人数は少なくなりましたが

現6年生が2人、4年生がroさん含めて3人、2年生が1人います。

金曜日は、みんなで風船作って朝からはしゃいでいました。笑

 

そんな仲良しな彼ら、その中の数人は放課後も一緒に遊んでします。

roさんも、毎日のように友だちの家にお邪魔しています。

どんだけ、一緒にいたいんじゃ、、笑

 

でもroさんが嬉しそうな顔をして出かけていくのを見るのは、わたしも嬉しいです。

(帰りは不安になるので、迎えに行きますけども、、、)

 

 

癇癪は今のところなし

roさんは疲れると、夕方や夜には癇癪を起すことが多いです。

嫌いなお風呂に入らなきゃいけないときや、勉強時間、

好きなことをやめてご飯の席に着くときなど

嫌だーでもやらなきゃーというところで気持ちのコントロールがきかなくなり

イライラし始めて体を揺らして、床に転がって、ときにはうわ~っとなって癇癪になります。

 

当然、学校が始まってどっと疲れるため、癇癪がまた起こるだろうな~と思ったのですが

意外に起こらない。。というか全然起きない。。。

よっぽど友だちと過ごすのが楽しくて疲れも忘れるくらいなのかしら。

かなり母、驚きです。笑

 

あとは、少し前から再開したECCのときに、帰ってきて散々癇癪を起していたので

(結局続けてるという、、笑。その話は後日にでも。)

学校再開のころには、身体も気持ちもちょっと余裕があったのかもしれません。

 

強迫性障害も薄らぐ

少しでも外出したら手洗いうがいはしっかりやるroさん、今はその辺は丁度よいくらいなのですが

自粛期間中は、自分の手のにおいや汚れが気になって、何度も手を洗いに行ったり

しつこいくらい鼻に手を近づけて、くんくんにおいを嗅ぎまくっていました。

(1時間のうちに、20回以上はやっていると思う)

ところがなぜか、学校が再開してから、頻度がぐんと減りました…!

 

病院の先生も、家にいる方がすぐ手が洗える環境だし、余計気になってしまうと思います。

と仰っていましたが。。。

あれだけ止められなかった行為。どんなきっかけで変わるか本当にわからないものです。

未だに、虫に過剰反応したり、汚れがきになると手を洗いに行きますが

頻度もそれほど多くないし、もう何も言わずに見守っています。

 

 

でも、これから要注意

このままうまくいけば、、なんて淡い期待を抱いてしまいますが

多分久しぶりの登校、新学年スタートで今はとっても頑張っていると思います。

基本的には、学校なんて行きたくないroさんなので、

おそらく1か月過ぎたあたりから、ペースが落ちると思われます。

(毎年のことだから、、もう驚かない)

でも、えー頑張ろうよ~ではなくて、まあ、そんな日もあるよね。な感じで寄り添えたらよいなと思っています。

 

この前、不調で登校できなかったお友だちから

「ごめんね行けなくて。」と連絡がきたとき

roさんは、「気にしなくていいよ。行けなかったんだよね。」と返していました。

 

roさんは、自分の気持ちをうまく伝えられないことが多いけれど

相手の気持ちには上手に寄り添ってあげられる子だなぁと思います。

 

親心、ついつい学校に行ってほしくて、

行きたくないと言われるとむむむ…となってしまうけれど、

(しかもroさんに顔に出てると言われる!!凹)

わたしもroさんを見習って、roさんの気持ちに寄り添えるよう日々精進します…!