わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

先生となにかが噛み合わない…

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イクラ鬼滅の刃。roさん作、時透兄弟…かわいい。笑

roさん、マイクラ建築が大好きです。

最近は、コマンド入力もはじめて、色々頑張っているようです♪

 


さて、今年度の担任の先生ですが、roさんの学校赴任してきたばかりだけれど、教師歴40年以上のベテラン先生でした。

家の様子も教えてほしいと、交換ノートをしていました。たまにお電話もくれてお話する機会も作ってくれていました。

寄り添ってくれて嬉しいなぁと思い、家での様子やroさんが学校でしんどかったことなどお伝えしていました。

 

けれどもなにか、なにか噛み合わない、、そんな違和感がずっとありました。

 

(実は、、この話を記すにあたり、あんまり、人の不平不満を言うのもな、、とずっとためらっていました。

でも、roさんの症状はかなり悪化し、また登校できなくなったきっかけでもあり

傷ついたままじゃいけない、今こそroさんを守らなきゃ、と本気で奮闘したときでもあったので、きちんと記録しておこうと思います。)

 

 

困りごとの共有化

コロナによる休校が明けてすぐ、担任の先生に、roさんの得意なこと、苦手なことをお伝えする時間を作ってもらいました。こうしてほしいなどのお願いも共有化しました。

支援の先生方のおかげで、ありがたいことに毎年やっていただいる作業です。

新しい担任の先生にroさんのことをわかってもらう大切な時間。このときはroさんも参加していました。

 

その中で、こんなことも伝えていました。

・しんどさが顔に出ません

・「できません」「相談室に戻りたいです」が言えません

・「教室でもう少し過ごしてみようか」と言われると断れません

・なので、「どうしたいですか?」「AとBとCどれがいいですか?」など、roさん自身が選べるような声掛けの仕方をしてほしいです

 

・去年と同じように教室後方・ドアの近くの席にして、授業中の出入りは自由にしてほしいです

・教室で注目を浴びるのは辛いので、先生は無理に声掛けしなくてよいです

・給食は腹痛を起こしてしまい、食べる時間が人よりかかるので、授業参加よりハードルが高いです(なので今は頑張らなくてよし)

 

お伝えしたあと、「長い教師生活、たくさんのそういう子と関わってきましたので、安心してくださいね。」と仰っていただいて、親子共々とてもほっとしました。

「優しそうな先生でよかったね。」と。

 

 

うまく伝わっていない…?

ところが、学校から帰ってきたroさんが涙をぽろぽろしながらお話してくれました。

 

①授業中、教室に入ってきたroさんに対し、数列前の席あたりから先生が声をかけてしまったそうで、数人の子供たちがroさんの方を振り返ってしまって辛かった。

先生は近くで声をかければ良いと思ったそうなのですが、いやいや、近くでも注目を浴びてしまえばroさんは行きづらくなってしまうわけで…

注目を浴びないようにすることを気にして欲しかった、、

 

⇒申し訳ないのですが、注目が集まると辛いそうなので、授業中は無理に声掛けしなくてよいです、再度交換ノートで伝えました。

 

②「給食をここで食べて行ったら?」と言われて、すごく怖かった。

授業に参加といえども、滞在時間はたったの5分のroさん。まだそれが限界です。

それなのに数十分もその場にいなくてはならない給食なんて絶対無理!!!!汗

roさんは、普段「相談室に戻りたいです」となかなか言えないのですが、このときばかりは、本気で言っているの?この先生…これはヤバい…💦と思い、必死に「無理です」と伝えて帰って来たそうです。

 

roさん、、、本当に頑張ったね(;;)

 

そして、交換ノートに書かれていた先生からのメッセージ

「給食に誘ったら、無理ですと断ることができるようになりました!」

、、、ちがーう!!汗汗汗

そこ喜ぶとこじゃないです。先生。。。

頑張る順序がちがう、そんな飛び級みたいな頑張りさせたら、roさん教室にいけなくなります。。。涙

 

⇒まだ5分程度しか教室にいられないため、給食はハードルが高いこと、本人相当怖かったので、すみませんが今は給食のお誘いはしないでいただけると助かります、と再度交換ノートでお伝えしました。

 

その後、電話でいつも「何か困りごとはないですか?」と聞いてくるばかりで、①②の話題には触れず。なんで継続してお話できないのかなぁ、、と、チクチク違和感を感じていたのでした。

(緊張しちゃうので、あとでそう思ってもその場で咄嗟に言えないわたし。。凹)

 

③席替えしたら、近くの席NGの子が隣だった。

1年生のときから、なぜかroさんを蹴ってきたり、押したりする子がいます。こちらを見ながらコソコソ友達に嫌味を言ったりもします。

同じクラスになったこともないのに、どうしてそういうことをするかわからないのだけれど、他の子にも同じようなことをしているようです。

そして今回、その子の友人(コソコソ相手)が同じクラスになってしまいました。。

(いじめてくる子はクラスが一緒にならないようお願いしていたが、友人の子はノーマークだった。失態…)

roさんかなりトラウマなので、せめて近くの席にならないようお願いしたのですが、、

 

席替えしたら、なんと隣でした!汗

なぜ、、、

 

roさん、案の定教室に入れなくなりました。教室に入れなくて、授業は廊下で聞き耳をたててこっそり参加してたとのこと。。。涙

(しかも教室に入らないので、担任の先生はまったく気づかず)

 

なんで?なんでお伝えしていることを守ってもらえないんだろう。。

でも、40人もまとめている先生だから、roさんの細かいことなんて忘れちゃうときもあるよね、、となんとか心を静めるのでした。

 

極めつけは、、

夏休み前には個人面談がありました。

今の状況把握と今後の対策を一緒に考えてもらうため、児童支援の先生に同席をお願いして臨みました。

授業に参加したときや給食を取りに来たときに、roさんが困っていたりしたら、どうか手助けしていただけると助かります。と改めてお願いしたところ

担任の先生から、ひとこと。

 

「roさんには声掛けしないように、お母さんから2回も強く言われているんで。roさんには声掛けしません。」

 

わたしも、児童支援の先生も一瞬固まる。。。

 

ん?

roさんは先生のクラスの生徒ですよね、、声掛けしないとはどゆこと…?

なんで?なんで??

 

どうも、①と②のお伝えを見た先生は、わたしが先生を強く叱責し、もう声掛けしないで!と言っていると思い込んでいらしたようです、、

(なるべく先生を傷つけないよう、へりくだってお願いしたつもりなのですが…)

 

でも、でもね、先生の生徒ですよ。。。困ってても声掛けてもらえないなんて、roさんとても傷ついていたよね、、というか困ってても声掛けしないでいられるって…

 

と、ぐるぐる混乱していたのですが、

はっと我に返り、支援の先生と一緒にアセアセしながら、そういうことではなくて…と、お伝えしなおしたのでした。汗

 

そのあとにも、相談室での関わり方でお話していると

「じゃあわたしは何をしたらいいんですか!」

といきなりキレだしたりして、もうそれはそれはしんどい個人面談でした。。。

児童支援の先生が一緒にいてくれなかったら、わたし耐えられなかったかも…(結局、終わった後、泣いちゃったけど。涙)

 

児童支援の先生は、時間をかけて分かってもらえるように頑張りますね、、と仰っていただけたけれど

こんなにもうまく伝わらない、分かってもらえない

本当にもどかしく苦しい時期でした。

(そのまま夏休み突入だったから余計に。。)