わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

20年夏休み明け、学校の安心場所がなくなる②

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GWに親子で手作り。roさんは餡子が大好きです♡

roさんは、去年の夏、担任の先生の心ない言動で傷ついてしまいました。

 

やってもいないことを叱りつけ(しかも土足で机の上に足を乗せた、、)

学校に登校するので精一杯で、殆ど勉強に取り組めていなかった状況にもかかわらず

一度も体調面を聞くことなく、45分間ノンストップで勉強をさせた担任の先生。

 

roさんはあまりに辛すぎて、「死にたい」と思うほどになってしまいました。


それでも、友だちに会いたくて頑張って登校しました。

でも、その気持ちは、また折られてしまいました。

 

何度も保健相談室に入ってくる

 

担任の先生とのやり取りに驚いた児童支援の先生と養護の先生は

「担任の先生には、保健相談室には入らないように伝えるからね。」

と約束してくれました。

 

ところが、日に何度も入ってくる。。。

そして、勉強を強要し、出来ていない名前さえ書けていないと怒りだす。

 

roさんは予想外の出来事に恐怖で震え、、、

先生とこれ以上対面したらやばいと思った上級生が

roさんを相談室の奥に隠れるよう匿ってくれたのでした。

そしてようやく養護の先生が気付いてくれ

慌てて担任の先生を相談室の外へ出してくれたのでした。

 

この出来事に支援の先生たちはただただ驚き。。

どうやらやんわり伝えたことを、担任の先生は全く理解していなかったのでした。

 

ああ、、またか、、、と。

わたしも何度伝わらなかったことか。。

夏休み前もそんなことばかりでしたが、やっぱり今回もでした。

 

青ざめた声で(電話だったので、、)

支援の先生たちは、今度はストレートにお伝えすると約束してくれました。

そして、問題を学年に上げてくれることになりました。

今日の内に、学年主任も入れて話をすると。結果的には校長先生までお話が行ったそうです。

 

本当に、支援の先生たちには感謝です。。。

彼らがいなかったら、わたしももう立ち直れなかった。。。涙

 

roさんは、連日の恐怖から、パニックのように癇癪を起すようになってしまいました。

苦手なお風呂・歯磨き・食事への切り替えができなかったり

汚れに対してものすごく過敏になり

身体を上下に揺らしてイライラしたり

うわーっと床に倒れてバタバタ暴れてしまう。

元々持っていた辛さなのですが、今回をきっかけにとても激しくなってしまいました。

 

強迫性障害も強くなり、手のにおいを嗅ぐことがやめられず

鼻が苦しいと頻繁に鼻をすするようになりました。

 

保健相談室でも安心できない、学校に行けない、怖いということで

折角毎日のように行けるようになった登校は、また振り出しに戻ってしまいました。

楽しみにしていた校外学習も参加できませんでした。。。

 

学年で面倒を見てもらうことになった

その後、担任の先生は対面NGとなったため

roさんのことは学年の先生たちが見てくれることになりました。

学年主任の先生も他のクラスの先生も、roさんのために色々声をかけてくださったり

イベントなどは安心できるよう事前にお話ししたり、動画を取ってくれたりして

なんとかプチ運動会にも参加することができました。

 

一方、担任の先生は、相変わらず傷つくようなことを言ったり

言い訳どころか開き直るようなことを言う担任の先生で、、、

こういう人でも先生になれるんだな、、と思っちゃいました。。。苦笑

 

roさんもあの人とは話しても仕方ないわ、と思ってくれました。

10歳の子供にこんな大人もいるんだ、なんて思わせたくなかったけど

世の中色んな人がいるわけなので、辛いけどひとつ大きな経験になったと思います。

どうにもうまくいかない人間関係もあるけれど

(1年どうしてくれるんだという気持ちもありますが…)

無理に付き合わなくても、周りには味方になってくれる人が沢山いる。

 

roさんは嫌なことを忘れられなくて何年も引きずってしまうのですが

もうあの人のことは気にしない!!関わらない!!と思えたのは

きっと周りの先生や友だちの優しさをいつも感じることができたからと思います。

本当にフォローしてくれた方々に感謝です。

 

roさんを匿ってくれた上級生は、卒業するときに手紙をくれました。

その子自身も、とっても怖い思いをしていたけれど

roさんのことを守らなきゃいけない!!と思って

必死にroさんを匿って、先生から守ってくれたそうです。

 

本当によい友だちを持ったねえ。。。

その子は卒業後もたまに遊びに来てくれます。

二人、姉妹みたいでとってもほほえましいです。

 

といわけで、去年は(も?笑)、大変な1年だったのでした。 疲れた。。