わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

また学校に行けなくなっちゃいました

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プレイセラピーで描いてました。炭次郎の顔がかわいい。


ご無沙汰すぎるほど、ご無沙汰しております。

色んなことがありすぎて、気づけば最後の記事から5か月も経ってしまった…

へとへとになるくらい大変で、でもしばらく書けないくらいの出来事が起きていました。

やっと、やっと少し心落ち着けて考えられるようになってきて、ブログに向かえるようになりました。

 

 

今、roさんは再び学校に行けなくなっています。

自主学習も全然手に付かなくなってしまいました。

それでも週1はなんとか登校、通級指導教室も月2で通学しています。

でも、今は心を休める期間でよいと思ってます。

無理する必要はなし。

うわあああー!!ってなる時もあってしんどいときも多いけれど

よしよしなでなでして落ち着いたあとは、あとはのんびりおうちで過ごしています。

 

最近のroさんは、ひたすら鬼滅の刃のイラストを描いています。

あとは、あつ森とマイクラして、Youtube観てる、毎日です。

楽しめる時間があって、笑顔で私と会話できれば、不登校でも良しです^^

 

またゆっくり経緯を書いていければよいかな~と思います。

 

ちょっとずつinstagramでも近況を残しているので

もしよかったら覗いてみてください~^^

 

とりあえず近況報告でした!

学校、おことわりとな。笑

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ぶれない9歳。笑 そんなあなたが好きです。

6月から学校が再開しましたね。

roさんの学校では、最初の2週間はクラスの人数を半分ずつにして1日おきに登校し、12時過ぎに帰宅。

その後は、クラス全員一緒で毎日登校、12時過ぎに帰宅という感じです。

 

写真にもあるように、コロナがはじまっても行きません!と言っていたroさんですが。笑

なななんと、今のところ、学校のある日は毎日登校しています。すごい!

(そして、家に自分一人ってすごく色々はかどります。笑)

 

登校が続いているポイント

は、こんなところかなー??と思っています。

 

① 5月中に、担任の先生、児童支援の先生、養護の先生、roさん、わたしの5人で面談したこと。

 

担任の先生とゆっくりお話しする機会をつくっていただき、roさんの困りごとをしっかり伝えてきました。

・マイナスのことはなかなか言えない。表情にも出ない。

(保健相談室に戻りたい、帰りたい、できないなど)

・人の声がざわざわしているのは辛い、苦手。

・基本は保健相談室にいて、以前と同じように1日1教科くらいは教室にトライしたい。

(席に座るでも、覗くでもよし、出入り自由)

・roさんが、たまに教室に来たり戻ったりするのは、みんなに話しておいてほしい。

(roさんのいないところで…)

・予定がわかっていると安心するので、1週間の時間割がほしい。

・宿題は今年は頑張ってみたい。(提出はゆっくりでも)

・好きな教科は算数、図工、体育 あと、社会と理科も割と好き。

・国語は漢字が苦手。

などなど

 

 

② 児童支援の先生が、サポートしてくれていること。

 

始業式初日に、担任の先生にちょっと強引に「教室にもう少しいようよ」と言われて

嫌なのに「うん」と言ってしまったroさんの様子を見て

(言われたことが嫌でも断れないのです、、、)

教室へのトライの時には、無理なく行動できるように、児童支援の先生が一緒についていてくれています。

ほんとうに至れり尽くせり、、

これから日が経ってくると、他の生徒さんにも色々出てきたりすると思うので

児童支援の先生もroさんに付きっきりというわけにはいかなくなると思いますが

スタートは不安がっていたので、本当に助かっています。。

roさん自身段々教室に行けない日も出てきているけど、そこはまあ無理しなくてよいと思っています。

 

 

③ 気心知れた保健相談室仲間がいること。

 

多分、これが一番のroさんの元気のもとですね。

自粛期間が長かったからかな、友だちに会うのがとっても楽しいみたいです。

学校までの足取りはややゆっくりで(ちょっと行きたくない)

かけっこや連想ゲームをしながら一緒に登校しているのですが

保健相談室で友達の顔をみると、即座に

「じゃ!ママばいばーい!!」

と言ってくれます。笑

友だちパワーは偉大です♪

 

昨年の6年生が卒業してしまったので、ちょっと人数は少なくなりましたが

現6年生が2人、4年生がroさん含めて3人、2年生が1人います。

金曜日は、みんなで風船作って朝からはしゃいでいました。笑

 

そんな仲良しな彼ら、その中の数人は放課後も一緒に遊んでします。

roさんも、毎日のように友だちの家にお邪魔しています。

どんだけ、一緒にいたいんじゃ、、笑

 

でもroさんが嬉しそうな顔をして出かけていくのを見るのは、わたしも嬉しいです。

(帰りは不安になるので、迎えに行きますけども、、、)

 

 

癇癪は今のところなし

roさんは疲れると、夕方や夜には癇癪を起すことが多いです。

嫌いなお風呂に入らなきゃいけないときや、勉強時間、

好きなことをやめてご飯の席に着くときなど

嫌だーでもやらなきゃーというところで気持ちのコントロールがきかなくなり

イライラし始めて体を揺らして、床に転がって、ときにはうわ~っとなって癇癪になります。

 

当然、学校が始まってどっと疲れるため、癇癪がまた起こるだろうな~と思ったのですが

意外に起こらない。。というか全然起きない。。。

よっぽど友だちと過ごすのが楽しくて疲れも忘れるくらいなのかしら。

かなり母、驚きです。笑

 

あとは、少し前から再開したECCのときに、帰ってきて散々癇癪を起していたので

(結局続けてるという、、笑。その話は後日にでも。)

学校再開のころには、身体も気持ちもちょっと余裕があったのかもしれません。

 

強迫性障害も薄らぐ

少しでも外出したら手洗いうがいはしっかりやるroさん、今はその辺は丁度よいくらいなのですが

自粛期間中は、自分の手のにおいや汚れが気になって、何度も手を洗いに行ったり

しつこいくらい鼻に手を近づけて、くんくんにおいを嗅ぎまくっていました。

(1時間のうちに、20回以上はやっていると思う)

ところがなぜか、学校が再開してから、頻度がぐんと減りました…!

 

病院の先生も、家にいる方がすぐ手が洗える環境だし、余計気になってしまうと思います。

と仰っていましたが。。。

あれだけ止められなかった行為。どんなきっかけで変わるか本当にわからないものです。

未だに、虫に過剰反応したり、汚れがきになると手を洗いに行きますが

頻度もそれほど多くないし、もう何も言わずに見守っています。

 

 

でも、これから要注意

このままうまくいけば、、なんて淡い期待を抱いてしまいますが

多分久しぶりの登校、新学年スタートで今はとっても頑張っていると思います。

基本的には、学校なんて行きたくないroさんなので、

おそらく1か月過ぎたあたりから、ペースが落ちると思われます。

(毎年のことだから、、もう驚かない)

でも、えー頑張ろうよ~ではなくて、まあ、そんな日もあるよね。な感じで寄り添えたらよいなと思っています。

 

この前、不調で登校できなかったお友だちから

「ごめんね行けなくて。」と連絡がきたとき

roさんは、「気にしなくていいよ。行けなかったんだよね。」と返していました。

 

roさんは、自分の気持ちをうまく伝えられないことが多いけれど

相手の気持ちには上手に寄り添ってあげられる子だなぁと思います。

 

親心、ついつい学校に行ってほしくて、

行きたくないと言われるとむむむ…となってしまうけれど、

(しかもroさんに顔に出てると言われる!!凹)

わたしもroさんを見習って、roさんの気持ちに寄り添えるよう日々精進します…!

roさん、LINEスタンプをつくる

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真剣に作成中。作業がめっちゃ早い…!

外出自粛中の5月、LINEスタンプをつくるオンライン講座を受講してみました!

 

iPadapple pencilも持っていなかったので、短期レンタルして、わくわくドキドキ!

とてもroさんらしい、表情豊かなキャラクタースタンプができあがりました。

 

それがこちら!

 

魅力のあるLINEスタンプをつくるには

roさんが受講した講座は、ただお絵描きアプリの使い方やLINEスタンプの作り方を教わるだけではありませんでした。

 

LINEスタンプを作る上で、著作権など気を付けなければならないこととか

どんなスタンプだったら使いやすいか、どんなメッセージが好まれるのかとか

文字の太さや表現、キャラクターの色合いで印象ががらりとかわるとか

キャラクターにストーリーなど設定を付けると創造が広がるとか

他の既存のスタンプや、親がどんなスタンプを使っているかなどなど

マーケティングまで含めて、しっかり考えて作成していきます。

 

考えるのも、なかなか楽しそうでしたよ。

 

roさんのキャラクター紹介

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roさんの考えたキャラクターは、家族を探している0歳のワンワンと謎の生き物のモフモフコンビです。

 

0歳にして、家族を探す、、シュールな設定です。笑

そして、頭の上に載っているモフモフとは、なんだか可愛いコンビだなーと思っていたら、、

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沢山いたという予想外な展開に。笑

結構おもしろい。。

 

今回16スタンプ作成しましたが、どんなスタンプにするかは全部自分で決めて、もくもくと作成していました。

楽しいのか、作業スピードがめちゃくちゃ早かった!

 

販売したスタンプの収益は、子どものお給料に

今回の面白いところは、ただスタンプを作るのではなくて、稼ごう!というところ。

稼いだ分お給料になると思えば、子どもたちのリサーチや制作にも力が入るものです。

 

ものすごい量のLINEスタンプが販売されている現在、稼いだー!というほどのお金は入ってこないとは思いますが、、

(家族購入のみで、100円程度という可能性も大…)

買ってもらいたい!というところまで考えて作るっていうのは、なかなかない良い経験だと思いました。

 

LINEスタンプ完成!

roさんのスタンプ作成期間は4日間。

LINEスタンプ登録のための、画像加工や情報入力に1日間。

(こちらは、わたしが自分で挑戦してみたのだけれど、思いのほか大変だった~)

申請~承認まで4日間(意外と早かった)。

 

そして出来上がったのが、コチラ~!

じゃじゃーん!

 

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かわいいでしょ~(親バカw)

roさんが絵を描くとき、表情や動きのあるイラストが上手だな~と思っていましたが

やっぱり上手に描いてくれました(超親バカ、すみません…w)

 

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なんか、ちゃんとスタンプになっていて、母は感動しちゃいました。。

 

アプリも使いやすい

今回使ったアプリはSketchBook。なんと無料です。

Autodesk SketchBook

Autodesk SketchBook

  • Autodesk Inc.
  • エンターテインメント
  • 無料

紙で手書きしたイラストを取り込んで、透明度を高くして下書きに使えるので、とても絵が描きやすい!

レイヤーの細かい使い方とかも、わりとシンプルでわかりやすく、使いやすいアプリでした。

加工するためにPC版も使ってみましたが、初心者にはアプリ版の方が使いやすいかも。

 

やー、いまどきの無料アプリはすごいです!

 

オンライン。でも、意外と困ることはない

オンラインの講座なので、手元の作業をいつでも見てもらえるわけではない。

なので、やりとり難しいんじゃないかな~なんて思っていたのですが、

子どもたちの順応性というか、習得力の高さはすごい!

教えてもらったことをサクサク吸収し、どんどんできるようになってしまうのでした。

 

あえて、オンラインだとなーと思ったことは

roさん作業に夢中になりすぎて先生の話を聞いてないこと。笑

ただでさえ、集中すると聞こえないroさんですが、オンラインだと先生のお声もBGMに…笑

「ほら~先生説明してるよ!」と、声掛けが必要でした。

あと、イラストの途中経過を見せたくても、なんかピンボケしちゃってよく見えにくいことがあるくらいでしょうか。

 

そんなに、これ困っちゃう!という大きな不満な点はなくて、

通うのがすごく億劫で休みたい~とすぐ言うroさんには、オンラインもありかもしれません。

 

はじめてのオンライン講座ということで、貴重な経験ができたわけですが、

roさんのことについても色々発見することができました。

 

どんな意味合いを持たせようとかストーリーを考えるのが好きだったり

一度決めると、うーんと悩むこともなく、ものすごい速さで作業していくとことか

紙に描くのも、磁気ボードに描くのも、iPadで描くのも、意外となんでも好きなんだなあとか

楽しいことなら、知らない先生でもどんどん質問できちゃうとことか。

(普段とちがうよね~笑)

 

 

とにかく楽しく勉強する機会ができてよかったです!

頑張って作ったスタンプなので、もしよかったら応援してやってください~

 

ひとりお留守番の難しさ

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わたしの誕生日。roさん手作りレアチーズケーキ。美味しすぎました。

GW、薬局の仕事も在宅の仕事もちょっとひとやすみ。

お正月以来、久しぶりに仕事にとらわれずのんびりできました。

外出自粛なのでどこにも遊びにいけませんでしたが、絵本の整理や、衣替えなど、億劫で放置していたものを一気に片づけました!

 

そして、GW明け、また仕事再開。

休みボケで仕事行きたくない~。笑

薬局勤務なので、自宅待機があるわけもなく、コロナ対策しながらの仕事ですごく疲れます。。

でも幸いなことに、今のところ患者さんもスタッフも感染はありません。

 

一方のroさんですが、学校が休校になって以来、わたしが週3で薬局のパートに行く際は

9~15時までひとりでお留守番をするようになりました。

 

最初は楽しく順調にお留守番できた

最初は、学校に行かなくて楽~♪

好きなこと(You Tube(基本マイクラ関連)、マイクラ、携帯ゲーム(謎解き脱出ゲーム))をずっとしてられる~♪♪

と、うきうきでした。

 

勉強も、30分~1時間、きちんと取り組んでいました。

(我が家は、午前と午後にお勉強時間を1回ずつ設定しています)

チャレンジ、学校の宿題(漢字ドリル、リコーダー、音読(これはごくたまにw))、3年生の時にできなかった漢字・算数ドリル、などなど…

気分に合わせて取り組んでいるようです。

いつのまにか、エーデルワイスが全部ふけるようになっていました。笑

わたしがいない方が、ちゃんとやっているのでは。笑

 

お昼も一人で食べています。

あまりお腹の空かない子なので、パンや納豆ご飯など簡単なご飯でもOK。

でも、いつもそれじゃ味気ないので、お弁当の日も作って、ありがとうのメッセージを忍ばせたりしています。

いつもお昼に「いただきまーす!」「ごちそうさまー!」のLINEをくれます。

 

ただ、休校が一か月以上にもなると。。。

ところがだんだん寂しくて「行かないで。。」と言ったり、ぎゅーを沢山求めるようになりました。

わたしは薬局の仕事から帰ると、その後は在宅ワークに切り替えていたのですが、roさんのかまってオーラが強くなり、あまり夕方は取り組めなくなりました。

 

休校一か月半あたりからは、夕方や寝る前の癇癪がちらほらと再発。

あまり好きではない、お風呂や寝る前の歯磨きなどでイライラすることが増えてしまいました。

一度、夕方に1時間もイライラしっぱなしで、大泣きしたことも。。。

 

そして4月末、仕事中にLINEが入ってきて、こわくてお留守番できないと泣いてしまい。。。

職場に謝りつつ、早退させてもらいました。

 

こどもにとって、休校とお留守番は思った以上に辛い。

いつもいつも朝から夕方までひとりで頑張って過ごしているんだもの。

こんな状況が長くなると、不安も強くなるし、寂しいし怖くなるよね。。。

お留守番し始めたころ、学校がなくて逆に気持ちが落ち着いていたroさんでしたが、

そのお留守番できていることに甘えてしまったわたし。

少し頑張らせすぎてしまいました。。。

 

できるようになったことがあると、ついつい、「なんとかなるかも~」と大人都合を優先させてしまいます。

ついつい期待してしまう親心。。。

仕事をして生活費を稼がなきゃいけないのももちろんだけど、何のために本職を休職しているのか忘れちゃダメじゃん。。。と反省です。。

 

そもそもroさんは、迷惑かけちゃうかもと考えすぎて、人より、「行かないで」「できない」と素直に訴えられない子なのにね。。。

(それでも前よりは言えるようになった方だけど)

 

roさん、この前こんなこと言っていました。

わたしは学校や大勢の場所が苦手だけど、やっぱりこの休校で外に出られないのはかなり辛いよ。

普通に学校に行けていた子たちや、スポーツが好きな子たちは、もっと辛いだろうね。頑張らなきゃいけないんだけど、難しいよね。。。

 

みんな、おうちで好きなことができたとしても、ずっとは辛いよね。

大人よりも気晴らしの方法が少ないこどもたちは、しんどいなぁと思いながらも本当に頑張っていると思います。

みんな、本当にえらいと思う。

 

とりあえず、仕事量を調整

職場の薬局長に事情を話し、休校中はすこしだけ出勤回数を減らしてもらうことにしました。

週3出勤が基本でしたが、様子を見ながら週2の週も作るようにしました。

薬剤師の数がギリギリなので、その分他の人に負担が行っちゃうのですが、みなさん本当に優しい人ばかりで

「一人でお留守番は辛いよね。いつでも変わるよ~!」

と言ってくれています。ありがたいです。涙

 

在宅ワークもコロナの影響で、仕事量が減っています。

ダブルで収入減で本当は厳しいところだけれど、節約して少し辛抱したいと思います。

その分、roさんをたくさんぎゅーっとしてあげよう!

(そして、マイクラに付き合ってあげる。笑)

 

roさんは、ママの仕事が減ったのは自分のせいだ、、と思って、しょぼーんとしてしまいましたが

「こんなに休校が長くなって、一人でいる時間が長くなってしまえば

誰でも、寂しくなるししんどくなるよ。roさんのせいじゃないよ。

roさんは本当に頑張っているよ。」

とお伝えしました。ちょっとほっとしてくれました。

するとそのあと、

「じゃあママがお仕事減らしてくれた分、ママがお仕事行くときは、わたしもできるだけお留守番頑張るよ!」

と言ってくれました。本当に優しい、頑張り屋さんな子です。

 

怖かったら、いつでも電話してもメールしてもいいからね。

頑張るのは、無理しない程度にだよ~

といつも、声をかけてぎゅーして、出勤します。

薬局に着くまで、roさんと♡とがんばろうのLINEスタンプで沢山やりとりしています。

明日も出勤だ。ダメならダメでしょうがないし。ゆっくりゆっくりがんばろう。

roさんの強迫性障害

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少食なroさんのお弁当はとっても小さいです。詰めるの意外と難しい~

コロナウイルス感染拡大防止のため、小学校が休校となって1週間。

roさんは、学校がないのでとてもリラックスして過ごしています。笑

なんとお留守番もひとりでこなせるようになってきました!

これまで仕事が二回ありましたが、9時~15時まで成功しています。ひとりでいるのは結構楽しいらしく、、、笑。

成長したなぁ。。。

 

2月より強迫性障害再発

そんなroさんですが、実は2月の頭くらいから、ちょっとしんどくなっています。

またもや、強迫性障害(OCD:Obsessive Compulsive Disorder)が出てくるようになったのです。

 

手に付いた汚れが気になって、においを嗅がずにはいられず、洗いたくて洗いたくて仕方なくなるのです。

やたら手をクンクン嗅ぐしぐさをしたり、トイレの後毎回、石鹸まで使って念入りに手洗いをし、手荒れがひどく赤くなってしまったので

「あ、これはOCD出てるな…」

と気づきました。

 

ストレスが増大すると加速する

roさんが初めて強迫性障害(OCD)を発症したのは、昨年のGW明けの頃です。

3年生になり、4月は頑張って教室に行っていました。

けれど、5月になり不安感が極度に増してしまったこと、仲良くしていたお友だちの態度が変わってしまい一緒にいられなくなったこと、などでストレスがかなり増大してしまい癇癪とともに、OCDがでてきました。

あの頃は本当に辛そうでした。。。

汚れが気になることからの手洗い行動に加え、不審者を気にして戸締りを確認しないと就寝できないなど、頭の中で勝手に思い起こされ続け、緊張状態が続いていました。

でも、抗うつ薬SSRIはOCDの治療にも使用されており、roさんも服用を始めるといつの間にかOCDは落ち着いていました。効果が出ない場合もあるようなので、効いてくれてほっとしたのを覚えています。

 

今回の症状はこんな感じ

◆トイレで用を足すと、おしっこが手についてしまったかも、、と気になってしまう。

◆蓋つきのゴミ箱は、ゴミを捨てるとき触らなければならない。汚いし、においが手についてしまう気がする。

◆地面や土は、虫や鳥、動物の糞が付いていたかもしれないから汚い。

◆友だちが自分の体や物に触れると、友だちのにおいや汚れが付いてしまって気持ち悪くなる。(その家庭特有の洗濯洗剤のにおいとか、土などで汚れた手とか)

◆友達の家にいくと、上着にそのお家の洗濯洗剤のにおいが付いてしまい、洗わないと着ることができない。

◆金ちゃん(金魚)のエサは臭すぎて、もう触れない。

◆ベッドのシーツに虫がいた(おそらく外に干した時ついてきちゃったっぽい)。もうそのシーツでは眠れない。

 

と、こんなところでしょうか。。。

しょっちゅう鼻をフンフンしてるし、手のにおいは確認してるし、傍から見ていても、あー、、思考が囚われているなあ。。と感じます。

 

何が一番辛いかというと、roさん本人もこれがOCDとわかっていて、その思考に嫌悪感を持っていることです。

この前も、

「こんな考えしたくないんだよ。大したことないって思いたいのに、気になって気になって仕方がないんだよー!止めたくても止められないんだよー!!涙」

と大泣きしていました。。。

 

どうにかしてあげられたらいいのに、と思うのですが、「汚くないよ。」と言ってあげたところで、どうしようもないのです。

 

発症の原因

おそらくですが、一番のストレス原因は、先日のECCの面談試験かなと思っています。

表情にも出せないくらいの緊張状態が半日以上続いていたので、相当のストレスだったと思います。当日だけでなく、試験前から緊張度は増していたでしょうね。。。

 

 その他には

・2月の学力検査(比較されるのが嫌。さらに、自分ができないことを思い知らされるのが嫌らしい。)

・4年生への進級の不安

などなど、色々考えられます。

 

今回の対処

これまでジェイゾロフト錠25mg半錠/日を夕食後に服用していましたが、それを1錠服用することにしました。

服用し始めて1週間ほど経ちましたが、まだ軽快した感じはありません。でも、効果に少し時間のかかる薬と言われているので、もう少し様子を見ていこうと思っています。

 

そもそものところ、roさんは元々潔癖な気があって、OCDでない時でも、手が汚れたりにおいが付くのは好きじゃないそうです。

においに過敏だからある程度は仕方ないかも。わたしも洗濯洗剤のアロマなにおいがとても苦手です。

でも不思議なのが、土で汚れたと気にする割に、外遊びは好きなんですよね。キャンプも行くし。。。矛盾。

でもそれも、本当は気になるけど、仕方ないと思って我慢してるのかもしれませんね。楽しくすることで紛らわせているのかもしれない。

 

OCDには色々な種類がある

OCDの本を読んで、ふと思い出したことがあります。

まだroさんが保育園に通っていたころ、癇癪を起してイライラ状態なのに、そういうときに限って、

「タオルの角をピッタリ合わせて畳まないと気が済まない!」

と言って、泣きながら畳んでいました。

 

なぜそこで、タオルの角。かなり滑稽な図なのですが、今考えるとこれもOCDだったんだなあと思っています。。。

ストレスが増すとこだわりも増す。やっぱり昔からそういう気はあったんだな。

ちなみに、こだわりは自閉症スペクトラムでも見られますが、OCDのこだわりと違う点は、行動に苦痛や抵抗感がないことだそうです。OCDの場合、本人もその反復行為が不適切とわかっていながら、でも不安に掻き立てられて繰り返し行ってしまうのです。OCDの当事者はとても苦しい気持ちを抱えています。

 

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歴史・概念から診断・検査方法まで詳しく載っていてちょっと内容は専門的で難しいのですが、強迫性障害のこだわりの種類や事例、治療方法は参考になりました。重症の疾患事例も多いので、しんどくなってしまいそうな方は注意したほうが良いです。

 

不安が強まることによって、強迫観念(自分の意志に反してある考えが執拗に心に浮かんでくる)や強迫行動(ある行為を繰り返さないと気が済まない)に繋がるのがOCDですが、人によって様々な症状があります。

ちょっと例を抜粋してみました。

 

・汚れなどの懸念

・手洗いや入浴など過度あるいは儀式的な洗浄

・ドアの出入りや何回やってから次に進むなど、儀式的な反復

・ドアや窓の鍵やコンセント・電源OFF、学校の荷物・宿題などの確認行為

・加害や自分への危害の懸念

・左右対称、正確さなどのこだわり

・ものを過剰にため込む

参照:現代の子どもと強迫性障害/広沢正孝神宮前こころのクリニックHP

 

こうやって例をみるだけでも、本当に辛い症状です。。。

roさんにもっと何かしてあげられないかと思って勉強中ですが、何せ素人なので、、、ちゃんと先生と相談して、roさんに合う対処方法がないか考えていきたいと思います。

 

とりあえず今は、休校で登校へのストレスが軽くなっているので、少し楽になっているかなーとも思っています。

(でも、すでに「学校再開のとき大丈夫かなぁ。。行けるかなぁ。。」と不安を口にしております ^^;)

緊張や不安が顔に出せない

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コンポートした果物とアーモンドクリームのパイ。最近のお気に入り。うまー。

roさん。2月初旬にECCの面接試験を受けてきました。

 

昨年は、不安が強かったため、知らない場所に行けない、面識のないネイティブの先生との面接はできない!とのことで受けませんでした。

でも今年は、「みんなと一緒に頑張ってみる!」と言って、電車に頑張って乗ってトライしてきたのでした。

 

そして、結果は「満点」!

筆記テストでミスがあったので、パーフェクトのメダルはGETできなかったのですが、roさんほんとに良く頑張りました~!!

 

ところが帰宅して一変

でも、帰宅した瞬間、大泣きしはじめてしまったroさん。

ど、ど、どうしたの~??と聞くと、

「面接怖かった~、ずっとずっと帰りたかった~!!!(泣泣泣)」

とのこと。

 

行きの電車はレッスン仲間と仲良くおしゃべりしてて

面接会場では、指を使ったゲーム「指スマ」で遊んでいて余裕全開

面接終了後は、駆け寄ってきて抱きついてきたものの、ぼそっと「簡単だったよ。」と教えてくれ

結果が出るまで、また友だちとゲームをしたりお菓子食べたりして過ごしてて

きゃっきゃいいながら、ロイヤルホストでハンバーグを平らげて

 

と、わたしから見ても全然緊張した様子のなかったroさん。。。

帰りたいほど、緊張してたのかー!!?と驚いてしまいました。。。

 

「怖かったけど、言えなかったの?言ってくれてよかったのに。」と言うと

「言えないの~!顔にも出せないの~!!」とさらに大泣きでした。。。

 

ポーカーフェイスすぎだよ、roさーん!!!

そりゃ、、学校で苦しくても先生に気づいてもらえないよな。。。

 

一昨年2年生の夏、不登校になって以来、なかなか先生に嫌なことや辛いことが言えず、表情にも出ないから気づいてもらえず、苦しんでいたroさん。

助けを求められないroさんは、一度登校したら帰るまで辛くても耐え続けなければならなくなるので、必然的に学校や教室に行くことに拒否感を持つようになってしまいました。

家でも、言ったらママに叱られる、ママが悲しむと思って言葉にできず、結果癇癪になってしまっていました。

 

あのときに比べたら、1年かけて徐々に、嫌なことや辛いことなどを言えるようになってきていて

「ママといたいから、学校に行きたくない。」

「お腹空いてないから食べたくない。」

「今日は勉強する気になれない。」

「しんどいから帰りたい。ママに電話させてほしい。」

など、言葉にしてくれるようになりました。

 

roさんが言えないことを何度も先生にお伝えして声掛けをお願いしたり

大丈夫でも学校からわたしの携帯に電話をかけさせてもらったり

メモや工作した温度計(全部赤くなったら帰りたい合図)など言わなくても伝える方法を考えたりしているうちに

保健相談室では気遣ってくれる先生たちや仲間たちがいると、(少し)安心していられるようになってきたからと思います。

 

家でも、「ママは怒ったりしないから言ってもいいよ。」

「嫌だなぁと思うことを言ってくれる方が、roさんの気もちがわかるから、ママは嬉しいよ。」

と、癇癪を起すたびに、(癇癪が落ち着いて話せるようになってから)何度も何度も話してきたので

やっと少しずつ「どんな自分でもママは受け止めてくれる」と、わたしに安心感を持てるようになったように思います(もしかしたら、まだまだかもしれないけど…)。

 

すこしずつ、roさんの「心の安全基地」になれてきているかな。

 

でも、それでも、

今回のように、全く緊張を表情に出せない場合もまだまだあるんだなぁ。と再確認させられました。

まだまだ侮れません。。。(そのくらい、全然わからなかった、、、)

 

喜びも抑えるroさん

一方で、折角満点を取ったのに、外ではあまり喜ばなかったroさん。

その理由は、筆記と面接合わせてパーフェクトを狙っていたお友だちが、面接で1点減点となってしまい、メダルがもらえなかったから。

その子を気遣い、roさんは自分の喜びを抑え、「わたしの満点、〇〇くんにあげたいよ~」とずっと言っていました。

仲間への思いやりのあるroさんに、頭なでなでです。

(本当は、もっと喜んでほしいけど、、、ね。)

 

おうちでは沢山褒めてお祝い!

緊張と恐怖に耐え、満点を取っても仲間を思いやるroさんのために、お家ではいっぱいいっぱいお祝いしました!

夕ご飯は大好きないくらで手巻き寿司パーティ。

乾杯では、それはそれはうれしそうな笑顔で、磁気ボードにも点数を書いて喜んでいました♪

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そのあとも、ソファでぴょんぴょん飛び跳ねまくっていました。

本当はすっごく嬉しいんだよね。笑

 

ご褒美はすみっこの絵本。

自分でも読むし、夜の読み聞かせ(いまだにやってる 笑)でも読んでします。

すみっコが可愛すぎて、むすめときゃあきゃあ言ってました。最後は読みながら思わず泣いてしまいました。笑

 

未だに、困りごとが表情に出ないときがあることがわかったので、

これからも学校やイベントなどの帰宅後や、落ち着いて話のできそうなときに、

色々気持ちを聞いたりして、引き出してあげたいなと思います。

冬休みのお留守番は納豆ごはん(笑)

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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年が明けました。

年末年始とてもいい天気でしたね。我が家のお正月は、のんびりおせちをつまみながら、駅伝を見たり、お参りに行ったりしました。

 

年末は、毎年恒例になった友人とのお節づくり、年明けは、親戚のおうちにお呼ばれしたり、保育園のときの友だち家族をご招待したり、結構充実していた気がします。

 

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毎年試行錯誤。少しずつ美味しくなってきている気がします。

 あとは、2人でマインクラフトをやったり、ヒカキンとセイキンのマインクラフトをやってるYouTubeを見たり、、、笑

11月の誕生日にWiiUのマインクラフトをGETして以来(Switchは高くて買えません…笑)、roさんの中でのブームはずーっとマインクラフトです。笑

(いや、これがまた大人がやっても面白い。そして子供の発想はさらに面白い!)

 

そんな感じの我が家ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

冬休みもお留守番にトライ!

今年は、冬休みのスタートが26日と例年より遅かったのもあって、わたしが仕事のためにroさんが朝からお留守番しなければならないのは、年末と年始に1回ずつの計2回でした。

 

最近、相談室仲間ととても仲が良くて、学校でも放課後でも一緒に遊んでします。

ということで今回は、相談室仲間のひとり、保育園も一緒だった、2歳年上の小5の女の子とお留守番してもらうことになりました!

 

実は、昨年の春休みから、お友だちとならお留守番してくれるようになっているroさん(本当はいやだけど 笑)。

一人での終日お留守番はまだできないけれど、お友だちとなら安心感が持てるようになって本当にほっとしています。

 

でも、春・夏・冬休みそれぞれ、お留守番するお友だちが変わっています。春、夏のお友達とは、遊ぶことに飽きてしまったようで。。。お相手には本当に申し訳ないんですが、、、苦笑 

 

子どもってそんなもんなんでしょうか?

 

わたしが小学生だったときは、団地ではみんなで遊ぶという感じで、選ぶという感覚もなかったし、途中で転校してからは、習い事があったり、ゲームしてる方が楽しくてあまり友だちと遊ばなかったので、みんながどんなお友達付き合いをしていたのかよくわかりません。。。

 

と、話がそれてしまいましたが、笑 今回の冬も、そんなこんなで、なんとかお留守番してくれました。

 

年末年始どっぷりわたしと過ごしていたので離れがたくなってしまったようで、年明けの仕事前日は、

「ママ、いってほしくない。一緒にいたい。。。涙」

と涙しながらベッドに入りました。でも、次の日、

「いいよ~いってらっしゃい~」

と送り出してくれました。えらいなぁ。強くなりました。

 

昼は納豆ご飯でいいよ

年末のお留守番はお友だちのおうちだったのですが、

「お昼はわたしが納豆ご飯を作ってあげるよ!」

と、小5の姉さんが頼もしいことを言ってくれました!笑

 

以前、放課後に遊んだ時に、きざみ納豆で盛り上がったそうで。。。(どんな女子?笑)

お留守番のときも、2人で3回も4回もご飯をお替りしたそうで。。。

おかずはなく、納豆ご飯オンリーだそうで。。。

 

でも、幸せそうな2人でした。笑

 

なぜなら、2人の通っていた保育園は、週の大半が納豆ご飯で、そこの保育園の子たちはみんな納豆好き!

バイキングの希望を取っても、結局一番人気は納豆ご飯という、筋金入りの納豆好きな子たちなのです。笑

 

納豆ご飯だけでいいなら、お弁当作らなくていいじゃん!と母もひっそり喜んだのでした…♪

 

遊びはやっぱりマインクラフト

お留守番している間は、大半マインクラフトをやっていたようです。

でも、2人の作る建物がアイデア満載で!

巨大キノコの中をくり抜いてはしごや窓を付けてお家にしたり、好きな色に染色した洋服を作ったり。

それはそれは面白くて、可愛かったです。

 

あとは、roさんが作った沢山の工作が出ていたので、工作したものでも遊んでいたようだし、LEGOやナノブロックもしていたようです。

 

roさんは、本当にフィーリングの合うお友だちを探すのが上手だなあと思います。(今回は長続きするとよいのですが…笑)

 

9時~15時までお留守番

わたしが15時過ぎに帰宅したときも、2人は絶賛マインクラフト中で、roさんはちらっとこちらを見ることもなく、平気な顔をして

「お帰り~」

と言っていました。

 

あれ、全然平気なのか、、、と思ったのですが、お友だちが帰ったあとは、

「ママ~さみしかったぁ~~」

と抱きついてきました。お友だちの前ではポーカーフェイスなのね。笑

かわいくてたまりません。笑 沢山ぎゅーしました。

 

毎回長いお休みになると、お留守番であれこれ悩みますが何とか頑張ってくれています。

でも、復帰したら、毎日お留守番なんだよなぁ。。。毎日こなすのは大変そうです。

 

学校にある放課後クラブにも行くよと言っていますが、耳が過敏になってしまうroさんがどこまで耐えられるのやら。。。

それでも、放課後クラブは1年と2年の前半までは毎日いたから、少しずつ慣れていくのかな。それとも教室と一緒で、やっぱり厳しいかな。

 

お留守番問題、結構切実です。その都度考えるしかない気もしますが、でも、できれば無理は少なくさせてあげたいな。。。と思っています。

不安障害でもお留守番できたのは、お友だちが傍にいてくれたのと、ジェイゾロフトのおかげもあるかなと思うので、できたと言えどもまだまだ慎重に行きたいところです。

 

でも、とりあえず冬休みもお留守番を頑張ったので、沢山沢山褒めてあげなくちゃですね!