わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

不登校、2~3週間目

f:id:michi_100:20190212233755j:plain


7月初旬、悲しいできごとで不登校になってしまった小学2年生のむすめ。
1週間まるまるお休みしたあと、放課後に担任の先生が自宅を訪問してくれて、放課後の学校を見に行ってみることにしました。

意外と平気かな…という感じで教室を見渡すむすめ。「来週はちょっと行ってみるようかな。」とすこし前向きに。

そうして、不登校2週間目にして、少しだけ登校をはじめました。

 

そのときむすめと決めたこと

・辛くなったらママに電話して迎えに来てもらって帰る(いつでもいいよ!)。

・無理に授業に参加する必要はなし。出るか出ないかは先生と相談して決める。

・教室が辛かったら、保健相談室で過ごしても良し。

 

学校での様子

むすめは、ちょっとずつ頑張っていました。

初日は1時間だけ教室へ。

2日目は2時間教室へ。

教室では自分の席には着くことができなかったので、先生の席で絵本を読んだり、与えられた課題を行っていたようです。学校にいることが辛くなると、担任の先生が電話してくれて、お迎えにいきました。こまめに付き添ってくださった先生に感謝です。

 

そこから夏休み前までは、下校時刻までなんとか学校にいられるように。

でも、教室にいるのはしんどいようで、保健相談室で過ごすのは良かったみたいです。お友だちについても、「クラスの友だちとはまだ話せない。。でもね、保健相談室にいる子たちとは大丈夫だったよ。」と話してくれました。

 

保健相談室は、むすめと同じように教室に入れない子が何人か過ごすしています。学校での安心場所です。そこで勉強をする子もいますし、制作や塗り絵、遊びを行っている子もいます。

相談室にいるときのむすめは、制作や相談室の友だちと遊んだりして過ごしていたそうです。学校のなかにも逃げ場(心の安心場所)があるのは本当にありがたかったです。

 

学校にいられる時間がすこしずつ増えてきていましたが、残念ながら夏休みへ突入してしまいました。夏休み明けはまた振り出しかもなーと思いながら、頑張ったむすめをぎゅっと抱きしめました。あまり無理しなくていいよ。ゆっくりゆっくりやってこうね。

今回の夏休みは特別です。わたしはむすめが1歳のときから働いているので、むすめが夏休み(長期の休み!)を本当の休みとして過ごすのは人生初!折角だから、学校のことはとりあえず置いといて、ゆっくりのんびりしてほしいな。と思いました。

 

この頃のむすめの困り事

◆パパのことで泣いてしまう。

不登校の原因、再婚してしまったパパのことを思うと、気持ちがこみ上げ、悲しくなり泣いてしまいます。学校でもふと悲しくなってしまうときもあり、「そばにママがいないので、我慢しなきゃいけないから、とっても辛い。。。」と話していました。そう簡単に整理はつかないよね。。。

◆ものすごくイライラしやすい。

勉強はかなりイライラ。でもいつもよりちゃんとやろうとして更にイライラ!(かなりのこだわりが出ていました。)椅子に座ったまま足をばたばた蹴ったり、身体を細かく上下にゆらしたり。座っていることに耐えられなくなると、床に転がってうーうーうなります。そうなると話せなくなるので、ボードで筆談し訴えを聞いていました。

◆字にこだわる。

もともと、漢字をはじめ字を丁寧に書くことが苦手なのに、ものすごく字にこだわるむすめ。不登校をきっかけに更にエスカレートし、きちんと丁寧に書かなければならない脅迫観念にかられ、「汚いとやり直しさせられちゃうからダメなの!」と、字にかなりこだわりました。一度で書けることはほぼなく、書いては書き直し、書いては書き直しイライラ…!消しゴムでうまく消せなくて、紙がぐちゃぐちゃになってイライラ…!かなりしんどそうなのに、やめられない。最後は癇癪状態になっておしまい。。殆どの勉強に集中できなくなり、こだわりが強くなってしまったので、当時は心の負担軽減を優先し、勉強への取り組みはしばらくやめることにしました。

◆私からはなれられない。

母子分離不安が続いていました。学校の送り迎えもしていましたが、バイバイするときはぎゅーっと抱きついて離れません。。。家でも相変わらずべったりです。外出したがらないので、買い物になかなか行けず困りました(節約も兼ね、1週間に1回まとめ買いでしのぐ)。

◆不安でしようがない。

ささいなことで怖くなり、ちょっと外が暑くなろうものなら、熱中症になっちゃうかも…!と恐怖でパニック状態。バスや電車に乗るのも怖くて、特に男のひとがコワイ。

◆服が気持ち悪くて着られない。

ストレスがたまると、感覚過敏が↑↑となってしまうむすめ。服や靴下の縫い目、レース、下着やレギンス、スカートのゴムの締め付けが気持ち悪くて服が着られなくなってしまうことがあります。朝からパンツが履けなくて、登校を断念したことも。そのときは家でも腰にタオルを巻いて過ごしていました。

 

むすめの辛くてどうしようもない気持ちがとても表れていて…。わたしは、そばにいてあげることしかできなくて、本当にもどかしかったです。でも、むすめが「ぎゅっとしてー。」と甘えにきて、自分の気持ちをぽつぽつ話してくれるので、できることは何でもしてあげたい。支えになってあげたい。そう思いました。