パパへの気持ちの変化
昨年5月に元夫の再婚を聞いてからの、むすめのパパへの気持ちの移り変わりについて、記してみたいと思います。
昨年5月:
大泣きして、そのあとは触れずにすごす。
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昨年7月:
朝から泣き崩れるようになり、不登校になる。「パパがわたしのだけのパパじゃなくなっちゃう。」「パパがいい。。。」としきりに言っていました。いつかは子どもが生まれるだろうと、悲しみを大きくしていました。
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昨年秋頃:
「3人でまた暮らしたかった。」「なんで、新しい人とは結婚できるのに、こっちでは一緒にいられないの?」と未練を強く語るとともに、「ママが許せば良かったのに。」「ちゃんと仲直りしてほしかった。」とわたしや元夫に責めるように。わたしは、むすめの気持ちを否定せず、「悲しい、辛い思いをさせて本当にごめんね。」とお話しつづけました。
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昨年冬頃~今年春頃:
むすめの寂しい気持ちや「離婚しちゃってごめんね。」と言って欲しいのに、という気持ちを、元夫が全くくみ取れず、「パパも寂しいよ~。」とばっかり言う日々が続き、むすめが「パパはわたしの気持ちを全然分かってくれない!!」と言うように。
元夫とむすめのメールのやりとりを止めるとともに、「ママもパパが人の気持ちを全然わかってくれなくて、辛くて別れたんだ。」と、どうして離婚したのかをゆっくり話すようになりました。
人の気持ちが全然わからない以外にも、お財布に入っている分だけすぐ使ってしまう。特に、ギャンブルやゲームセンターでは歯止めが効かないことも話しました。
一緒に暮らせなくなった理由はわかってくれたものの、しばらくは、「それでも3人で暮らしたかった。」と言っていたが、数ヶ月たったころには、「ほんとに、パパはわたしの気持ちを分かってくれない。」「わたしと(面会で)会ってるときも、どんどんプレゼントしてきたりして、沢山お金使っちゃうのよくわかるかも。」と言うように。
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最近:
「ママは男を見る目がないよね~」と言うように(笑)。むすめは、優しい子をいつも好きになるので、「あなたは、きっといい人と結婚できるね。」なんて話しています。
気づいた頃には、口癖のように言っていた「パパがいい。。。」「3人で暮らしたかった。」という言葉がなくなりました。諦める気持ちの整理がついてきたのかな。
でも、たまに「わたしはもう3人で暮らしていたことの記憶がないな。。。」と言っています。暮らしていたのは4才のときまで。そっか。もう記憶ないかぁ。。。せつなくなりました。
離婚理由について、元夫の悪口を言うことに抵抗がありました。別れてしまったけれど、実の父子が会うときは少しでも楽しく過ごして欲しかったから。。。
でも、そのとき心理相談で通っていた先生や、心理士の友人は、「むすめは論理的思考力が高いから、きちんと説明したほうが、離婚に納得できると思う。」「お別れの作業が必要なときなのかもしれないね。」とアドバイスしてくれました。
実はむすめは年中くらいのときから、「きちんと離婚した理由を教えて欲しい。」とわたしに訴え続けていました。そのときは、「パパとママの結婚の考え方が合わなくて、一緒にいることができなくて離婚することになったんだ。」とだけ伝えていました。むすめはずっと納得がいかなかったんでしょうね。
今回は、むすめの体験になぞらえ、「ママも同じ思いをしてたんだ。」という視点でお伝えしました。時間はかかったものの、理解してくれました。やっぱりちゃんと伝えてよかった。
なかなか言いづらい気持ちをわたしに伝え続け、頑張って、心の整理をつけようとしているむすめは本当に偉い子だと思います。
あー抱きしめたくなりました。