わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

不安障害のむすめがお留守番をする。

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保健相談室で作った、5匹のレゴスライムが二段ベッドに収まっています。笑

夏休み明けの登校初日のroさんは、頑張って保健相談室に登校し、ハイテンションでいろんなことをこなして、最後は爆発(癇癪)して終わりました。笑

 

2日目は、お弁当なしの4時間授業。そのあとは、放課後クラブで14時までの予定でした。

が、登校途中で足が止まり、保健相談室の前ではわたしの足にしがみつき大泣き。。。朝から帰りたいMAXモード。涙

すこしハグしてなだめてから、「ママは一旦仕事に行く必要があるよ。でも、どうしてもダメなら先生からママに電話してもらってもよいからね。それでどうかな?」と伝えると、「じゃあとりあえず、中休みまで頑張ってみる。」と納得してくれました。えらい。

こういうときは納得させてから離れないとダメなんですよね。無理やり帰ろうとすると、全力でダッシュしてきて、絶対帰れません。苦笑

 

パートの仕事中、中休みに児童支援の先生から「学校が終わるまで頑張るって言ってます~。」と電話をいただき、昼には「何度もすみません。放課後クラブはやっぱり辛くて無理~と言ってます~。」とまた電話をいただき。。。(本当に児童支援の先生は、優しい。。。)

HSCで聴覚過敏もあるroさんは、騒がしい放課後クラブが苦手です。しかも、夏休み明けは100人越えというからそれはそれは賑やかでしょう。。。

ということで、roさんに「放課後クラブ行きたくなかったら、roさんはどうしたい?」と聞いてみると、

なんと「おうちでお弁当食べて、お留守番してる。それならできる。」とー!!!

 

不安障害で、ひとりで過ごすことが怖くてたまらなかったroさんが、自らお留守番すると言うとは!(わたし的にはお留守番できるようになるのは、設定してた達成項目の最終段階に近かった。笑)

よっぽど、放課後クラブが嫌だったんでしょうね。。。

じゃあ、頑張ってみよう!ということで思いがけずひとりお留守番トライ!

パートの仕事も運よく患者さんが少ない日だったので早めに上がらせてもらい、たったの1時間程度でしたが、お留守番してもらいました。

 

どきどきで家に帰ると、、、

お弁当を途中まで食べて、家の中のハンモックでのんびりくつろぎながらアニメを見ているroさんがいました。

くつろぎすぎ!!笑

「え!?もう帰ってきたの~??もうちょっとゆっくりでよかったのに~。なんか、お留守番って、ママに何にも言われないし、自由でいい~!もう放課後クラブは行かなくていいよ!」とご満悦でした。笑

そうね、お弁当のおかず放って、テレビみて、食べたくなったらまた席に戻って。。。って、そりゃ自由だわー。笑

 

と、こんな感じで、放課後クラブの嫌さ加減が半端なくて、本来怖くてたまらなかったはずのお留守番が、ましに見えてしまったというミラクルが起きました。笑

そして、とうとう不安障害のroさんでも、お留守番できるようになってしまったのでした。笑

その後も、1~2時間くらいならお留守番できています。いつかの仕事復帰に向けて、ちょっとずつ、ちょっとずつ、お留守番練習ができたらよいな~と思っています!

ちょっと思いがけず、うれしい出来事でした。