わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

我が家のディスレクシア対策

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ディスレクシア対策のひとつ。字がなんか可愛い。

台風19号激しかったですね。関東に上陸したとき、窓がバンバンいっていて怖かったです。

我が家は停電もなく過ごせましたが、たくさんの地域の方が被害を受けていました。心が痛みます。復旧、大変かと思いますが、みなさまが穏やかに過ごせる日が一日でも早く来るよう、お祈りいたします。

 

さて、夏にディスレクシア疑いという評価を受けたroさん。

言語科の先生や、学校の先生方からのアドバイスをいただき、書字読字の対策を始めました。

音読指導アプリでトレーニン

鳥取大学で開発された、文字から音への変換を早めるトレーニングです。言語科の先生から勧められました。

出てきた文字を、なるべく早く声に出して読んで、読めたら〇、うまく読めなかったり、読むのが遅くてアプリが答えを言い始めてしまったら✖をつけて行きます。

1日1回しかできませんが、200以上やらなきゃいけないので結構しんどいです。roさんも最初は結構イライラしてました。汗

でも、不正解分だけ次回練習となるので、だんだん問題数が減ります。1か月くらいつづけるとよいらしいです。

単音、直音が終わったら、単語版というのもあります。

 

エピソードをつけて漢字を覚える

これも、言語科の先生のアドバイスです。パーツごとに四角く括る方法もあったのですえが、roさんにはイマイチ。

それよりもエピソードを付けて覚えるのがいいかも、となりました。また、漢字一文字ずつより、単語のほうが覚えやすくなるとのことでした。

 

たとえば、「相手」の「相」。roさんは、「相」が「木(き)」と「目(め)」でできていることを確認し、『相手は君にキメた!』と覚えました。

「葉」は、くさかんむりは植物に関係があるときに使う、そして、「木」の上に「世〇くん」が立っている!

「指」は、まず、手に関するてへんがついてると認識する。で、指になんかついてる「ひひー!(ヒ日)」笑

と、こんな感じで、roさんが自分で認識しやすいエピソードを自分で作り、夏休みの宿題50問を数日かけて覚えきりました!いや~根性ですね。

ちなみに、紙に書くと枠におさまらなかったり、形が気になったりしてキーっとなりやすいので、完全に覚えられるまでは磁気ボードを使っていました。大きく書けるし、失敗してもすぐ消せるので便利です。

 

習字で書き順を覚える

これは、特別支援コーディネータでもある養護の先生のお勧めです。

学校でやってみて、気に入ったようで嬉しそうに「指」と書いた半紙を持って帰ってきました。笑 筆と墨の感触が気持ちいいそうです。

漢字スキルだけでは、roさんも漢字は覚えられないと認識しているので、習字もセットでやってみる!と言ってくれました。

 

ということで、おうちでもトライー!!

習字教室だったら、叱られちゃうような適当な書き方ですが、本人が気持ちよく書ければいいので、何もいいません。

そしたら、楽しくてガンガン書いてくれるじゃありませんか!本人絵を描いているような感覚みたいです。わたしも久しぶりに一緒に書いたらとても気持ちよかった~。

 

で、気づいたこと。

習字って書き順通りで書くと書きやすいですよね(当たり前だけど)。

普段書き順めちゃくちゃのroさんですが、びっくりすることに、習字をするときは、漢字ドリルを横に置いておいてやると、一度書き順を目にしてから書き始めるんです。

きっと書きやすいのわかっているんでしょうね。

しかもでっかく書くから気持ちがいい。習字は、空間認知も高まるそうで、確かに紙で書くよりバランスが良いです。

 

せっかくだから習字で書いた字は、roさんの希望で漢字ドリルに「しゅ」とサインを入れることにしました。やった分だけ「しゅ」が増える。それもちょっと楽しい♪

しばらくは、習字にはまりそうです。100均ですずりとか下敷きとか買わねば!

 

墨で汚れるのが嫌がる子や、準備片付けが大変なときは、水で書く習字のもお勧めです。通院している病院に置いてあって、roさんもお気に入りです↓↓

水で書くので汚れないし、乾けば何度も使えてとっても便利です。

 

漢字ドリルは続ける

学校で話し合ったとき、実は、繰り返し書くのが苦手なroさんのために漢字ドリルはやめようかという話にもなりました。

でも、roさん頑なに「みんなと同じようにやりたい。」と言って、拒否しました。

みんなと同じようにやる必要もないし、繰り返しで覚えられる子用の教材だから、roさんはroさんのやり方でやればいいよ、と説明したのですが、やっぱり拒否。こういうところのこだわりは半端ないです。あと、順番通りやることも絶対のroさんです。

でも、本人がやりたいというのだから、ひとまずは漢字ドリルも続けることにしました。

しばらくしたら、また聞いてみよう。やりづらかったら、改善。一回で決めこんでしまわず、様子を見ながらが基本です。roさん、飽きっぽいし。笑

 

ゲームが役に立っている

ゲームなので、対策というわけではないですが、、、

謎解きゲームが大好きなroさん。最近、ゲームの内容を自分一人で理解して解きたくて、一生懸命ゲームの文章を読むようになりました。笑

我が家の音読の代わりです。笑 

ふりがなついているので漢字の勉強にもなっているのか、なっていないのかわかりませんが。。。でも、本人曰く、「最近、読むのが早くなってきたんだよ!!」と言っています。

ゲームも捨てたもんじゃないですね。笑

ちなみに、roさんがハマっているゲームはこちら。

謎解きも大人が悩むようなものもあって、解きごたえがあります。

roさん、うんうん悩むので「考えすぎて疲れないの?」と聞くと、「わたしは考えるのが好きなの!」と言っていました。うらやましい。。。