聴覚過敏と英語
roさんはとても耳がよいです。
強い聴覚過敏ではないとは思うけれど、ストレスが強いと耳に響いてしんどいそうです。
クラスになかなか行けないroさんは、授業中でも教室はうるさくてしんどいそうです。
でも、耳がよいことで得意なこともあります。
それは英語です。
英語のレッスンや宿題は聞き取りが多い
roさんは、今ECCジュニアに通っています。
TVのCMでもよくやっている、先生のご自宅でレッスンを受けるやつです。
1年生のとき、学校の英語の授業が楽しくて、「習いたい!」と言ったのがきっかけです。
2年生から1年半続けていますが、レッスンは聞き取りと声に出して話すことが多いです。
しかもゲーム感覚のように、遊びながらやっているので、繰り返し繰り返しやっても、全然苦にならないようです。
というか、いつもみんなでふざけながらやっていて、先生に申し訳ないくらい。笑
でも、とっても楽しいらしいです。
(学校の授業では、まわりがふざけていると気になって仕方ないのに不思議…)
宿題はペーパー4ページで筆記も多いので、そこの部分は疲れるようですが
CDを聞いて質問に答えたり、DVDを観て答えたり、roさんにとってはクイズみたいで楽しいようです。
CDを聞きながら、教科書4ページくらいの物語で登場人物の会話を暗記したり、詩の暗唱や歌を覚える宿題もあるのですが
書かずに声に出して覚える作業では、自ら覚えられるまで繰り返し字を追いながら声に出して練習しています。
あれほど、漢字の繰り返しはブチ切れるのに。。。笑
まったく、音読はやらないのに。。。笑
roさんは、耳が本当によくて、聞いたものをそのまま口に出すことができるので
おそらくCDという自動音声のツールが、勉強を楽に、やりやすくしてくれているのだと思います。合っているんだろな。
あ、でも機嫌の悪いときや、うまくいかないとき
そもそも宿題に乗り気じゃないときは、
だんだんイライラしてきて、最終的にはキーっ!!!とキレてます。笑
(そのときは、今日は無理しないでやめとこーと声をかけます。)
なぜか書き取り、音読も頑張れている
3年生からはレベルを上げて、「スーパーラーニング」をやっているので
レッスンでの筆記もかなり多いのですが、仲間のお気楽さと楽しさに助けられて
書くのが苦手なroさんもかなり書いたり、読んだりできるようになっています。
(学習の環境ってほんとに大切。。。)
さらに絵本を読む宿題もしています。文章がっつり読んでます。汗
日本語訳もないのに、すらすら内容を教えてくれます。。。汗汗
単語だけでなく、文章も読めて書けるなんて、わたしの子供時代ではありえない。。。笑
今の英語塾ってすごいです。
そんなroさんを見ていて、なんとなーく、アルファベットは漢字より楽のような気もします。
bとdなどの見間違いも少ないし、読みもかなり早いです。
本人の文字の認識特性もあるとは思います。
でも、まず耳でさんざん覚えてから字に入っていく英語学習のやりかたは、roさんへの定着のしやすさにかなり大きく影響しているような気がします。
漢字もね。耳で覚えられたらいいのにね~。
(1、2年生は唱える漢字もやってたけど、3年生は画数が多すぎてイマイチ…汗)
音読も、とりあえずわたしが読んでみたらよいのかな~。。。
でも、やっぱり宿題が負担
毎週どんどん吸収していっているし、流暢に話すし読めるしで
英語はroさんに合ってるんだろな~とは思いますが
roさんは3月でECCジュニアをやめると決めているそうです。
これまで書いてきたように、なんせ宿題が多すぎて。。。
1週間でこなすように作られた宿題を、持ち前の集中力と根性で 笑、1~2日で終わらせてしまうroさんですが
(それだけ、英語は得意な気もするんだけど…)
普通の学習でもかなりののんびりペースのroさんにとっては、やっぱりかなりきついそうです。
もったいない気もしますが、
「英語は楽しいし、将来役立つと思うからやめないほうがいいと思うんだけど…」
と悩んでいたくらいなので(笑)、またやりたくなったらやればよいかなと思っています。
学校や、チャレンジタブレットの英語は簡単すぎてつまらないと言っていましたが
よくよく見たらチャレンジの「Challenge English」はレベル設定ができるようなので
roさんも「じゃあ4年生になってみたらタブレットでやってみるかな。」と言っていました。
やっぱり英語自体は好きじゃんね。笑
もう少し大きくなって、またやりたくなったらやればいいし
(ECCは一回抜けると周りとの差が相当できてしまうから難しいけど。。。)
機会も方法も色々あるから、今は仕方ないか、と母も腹をくくることにしました。
かなりの節約にもなるし!
(会社から補助金が出るものの、全額ではないので実は辛かった。。。笑)
でも、roさんの得意なことを見つけられたいい機会になりました。
これからも、特性を活かせることを見つけていけるとよいな。