わたしたちらしく。

ひとりむすめのroさん。不登校をきっかけに、HSCや不安障害、愛着障害、感覚過敏、特性などなど、いろんなことがぽろぽろとわかってきました。

児童精神科に通っています

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むすめは今、児童精神科、言語科、内科の3科にかかっています。加えて、通級指導教室にも月2回通っているので、学校に行かない日も結構忙しくて疲れます。(汗)

心のケアに関する通院は昨年の8月から始めて、もう11ヶ月になりました。

 

1人目の先生:母子の話を沢山聞いてくれる先生

昨年夏、初めての病院は心も診てくれる小児科でした。心理カウンセリングとWISC-Ⅳを受けて、反応性愛着障害と高IQについてわかってきたものの、最終的には「まあがんばって!」的な感じで終わってしまったのでした。(笑)

でも、母の寄り添いを続けて行くことに覚悟を持てたことと、元夫への対応やむすめへのお話のアプローチを相談できたなど、色々と勉強になりました。

何より、悩み溜まっていたわたしの胸の内を、初めてきちんと、しかも全て聞いてもらったことは、とても心の救いになったなりました。沢山泣いた気がします。むすめの話もゆっくり聞いてくれて、むすめにとっても好きな場所になっていました。今ではとても感謝しています。

 

2人目の先生:いきなりの告知に唖然

小児科の心理カウンセリングに通うと同時に、学校の養護の先生から学校医に繋いでもらい、大きな子ども病院の児童精神科への紹介状を書いてもらって予約をしていました。12月からやっと通うことができました。

夏に申し込んで受診できるようになるまで半年もかかりました。。。どこの病院も数ヶ月待ちで、児童精神科や発達外来などはまだまだ数が足りないんだなぁと実感しました。

 

12月に診察してくれた先生は、男性。なんと、1回の診察で先生チェンジとなってしまいました。

あまりオープンな感じでなく、雰囲気や動作がむすめの苦手なタイプの先生で、、、わたしも会った瞬間これはやばい。。。と察知。

なんとか診察を耐えたものの、家に帰って来たむすめはあまりの拒否感に、「あの先生は無理!!!」と身体を上下に揺らして大泣き。パニックを起こしてしまいました。。。

 

そして、ものすごくショックだったのが、「ASDADHDの傾向がありますね。」と、本人の目の前でいきなり告知してしまったことです…!

親の許可もなしに、、いきなり言うー!??

びっくりしてフリーズしてしまいました。家に帰ってから我に返り。。。

しかも、特性の説明もなし。いや、多少はあったかもしれないけど、驚きすぎて、もう耳に入ってなかったかもしれない。。。

 

発達障害を告知は慎重にしてほしい。まず本人に言うかどうか、親に確認してほしい。初診でなく、きちんと経過をみて判断してほしい。むすめは自分の辛いことや苦手なことを理解しようとしているし、わたしもきちんと伝えて行きたいから、むすめの抱える特性について先生自身がきちんと把握して、わかりやすく説明してほしかった。

これは贅沢な希望なのかな。。。でも、告知なんだから、もっと患者さんの気持ちに寄り添ってほしかった。。。

わたしなら、そんな告知の仕方絶対にしない。わたしは薬剤師だけど、できるだけ患者さんが気持ちよく話せるように、患者さんを傷つけないように、常に気を配って仕事をしています。なによりも一番大切な心がけだと思っています。

 

子どものことをずっと診てきている先生と期待していただけに、とっても、とっても悲しい出来事でした。。。

 

病院のケースワーカーさんに相談したところ、配慮のない診察で申し訳なかったと謝ってくれました(ケースワーカーさんからだけど。苦笑)。

そして、親の希望では担当医師を変えることはできないけれど、子どもの希望でなら変えられるとのことで、医局の会議にかけてもらい、むすめのパニック状態から、女性の先生に変更してくれることになりました。

つづきます。